神事 -Shinji-
爪切り神事
大旗神事
獅子冠
藤四郎鬼面
競馬行事
夏越の大祓 茅の輪くぐり
文化財 -Bunkazai-
賀茂神社本殿 1棟
県指定有形文化財 昭和36年3月30日指定
屋根が桧皮葺(ひわだぶき)の現社殿は、規模が比較的大きい一間社流造で、細部の手法に照らすと棟札にみえる寛永元年(1624年)新造とある際のものと思われます。ただし正面の向拝にみえる蟇股(かえるまた)の彫刻に菊の大輪をあしらうなど一部に桃山風の様式をとどめているので、おそらく別の棟札にみえる、慶長6年(1601年)に造立された時のものを再利用したと考えられます。
猿田彦古面 1面
県指定有形文化財 昭和33年3月12日指定
この古面は神事に使用されたもので、作風は古調を伝え雄偉のうちに力を備えた手法で、なかなかあなどり難いものを示しています。色彩は剥落していますが、頭部の浅い彫法・紐穴が2つある点などと合わせて、室町期に属するものと思われます。
賀茂神社の仮面 6面
市指定有形文化財 昭和42年2月17日指定
もとは祭典や行事などに用いられたようですが、今はこれらの面を使用する行事や由来などは分かっていません。伎楽面から能面にいたる過度期の作品として、仮面研究上貴重なものです。
豊橋市指定史跡
神山古墳
昭和48年3月12日指定
この古墳は円墳で、墳丘の東側と南側が旧間川にけずられて急な斜面となっていますが、ほぼ完全な形で残されている市内では貴重な古墳です。規模は直径28m、高さ3.5mで円墳としては県内有数の大きさです。造られたのは6世紀前後と考えられ、豊橋北部をおさめた有力者の墓と推定されます。かつて、この古墳の付近には前方後円墳と伝えられる弁天塚古墳や大塚古墳(埴輪が出土)を始めとするいくつかの古墳がありましたが、現在残っているのは神山古墳だけです。この古墳は、別名「竜神古墳」とも呼ばれています。これは古墳の周囲かかる霧が竜のような姿になって昇天すると言われるところからつけられた名前です。